備忘録2018

今年私が触れて楽しかったコンテンツを振り返る。公開が今年のものに限らない。

なろう

今年読んだ本のうち1/4以上がなろう原作のノベル・コミックスだった。かなり偏っている。

読書メーター https://bookmeter.com/users/463730/books/read

アニメ化の決まった「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」にハマり、同様に美少女が楽しくネトゲする作品を読み漁っていた。 美少女がエンジョイしているのを観察するのは単純に幸せになれる。VRゲームジャンル特有の掲示板回も好き。

(「VRゲーム」「女主人公」で検索 https://yomou.syosetu.com/search.php?word=%E5%A5%B3%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E5%85%AC&genre=401&order=favnovelcnt )

今年読み始めた中で気に入ったものを名前だけ列挙

  • 陰の実力者になりたくて!
  • 世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)
  • 全肯定奴隷少女:1回10分1000リン
  • Free Life Fantasy Online ~人外姫様、始めました~
  • ジェノサイド・オンライン ?極悪令嬢のプレイ日記?
  • 刻印術師とダブルエルフの山奥引きこもりライフ
  • 底辺だけど、異世界であがき抜く

この中でも、年間ランキング1位の「陰の実力者になりたくて!」がとんでもなく面白い。 文字数が少なく、最小限の記述量でシナリオとキャラとギャグの描写がされる。

漫画

フェティシズムとノスタルジーとちょっとした雑学で攻めてくる、どことなく「だがしかし」を彷彿とさせる作品がマイブームだった。

他にいくつか気に入ったもの

JRPG

去年に引き続き「萌豚向けのライトなオフラインJRPG」をやりたいという欲求が湧いていた。 ひととおりクリアまでできたのが7本。

オメガクインテット / Death end re;Quest / 限界凸記 モエロクロニクル / 神獄塔 メアリスケルター2 / 竜星のヴァルニール / CRYSTAR / シャイニング・レゾナンス リフレイン

...実に5/7をコンパイルハートが占める。 違うんだ、別に熱狂的ファンというわけではなくて、「萌豚向けのライトなオフラインJRPG」という条件で探すと必然的にこうなってしまっただけなんだ。

以下ちょっとした感想。

  • オメガクインテット
    • トゥルールートのラスボスまで倒した
    • ラスボスに専用対策が必要な程度の適度な難易度
    • 意外にシリアスなシナリオはまずまず好印象
  • Death end re;Quest
    • トロコン済
    • 7割方ノベルゲー(ADV)という印象。
    • バグとオカルトが密接に絡み合うシナリオは楽しめた。
    • デスエンドも割と好き。
    • このゲームに限っては、コンセプト上「ゲームバランスが壊れているのが正しい」。
      • 開発が中断してバランス未調整・バグだらけのゲームを遊ぶ、というコンセプトを満たした、見方によっては野心的な企画。
      • 意図的に壊しているのか天然で壊れているのかいまいち分からないあたりが魅力。
    • たくさんの見慣れない戦闘システムの中から、バランスが壊れているものを探す、というゲームになる。まともにRPGをやってはいけない。
    • ...やっぱり9割くらいADVかも。
  • 限界凸記 モエロクロニクル
    • クリア後ダンジョンまでコンプリート
    • 某所で「EASYに変更したときの楽さは特筆もの」と書かれていたのでEASYでクリアまでやってみた。ほぼ全部の戦闘がオートでよく、本当に楽だった。
    • クリア後ダンジョンはHARDでやったが、なかなかに手応えがあった。一部のモン娘は本当に強くて、複数回挑んでなんとか倒せた。(そのあとの胸キュンスクラッチは非常に緊張する)
    • シナリオは無いに等しい。まあモン娘とイチャコラできればそれでなにひとつ問題はないけど。コボルトちゃんが好きデス。
  • 神獄塔メアリスケルター2
    • 2はトロコン、1はクイズによるショートカットから最後まで
    • 相変わらず、キャラと世界観は非常に好み。
    • 戦闘バランス(2)は、全体魔法ゲーだった前作よりはいい感じだと思う。あとダンジョンが狭くなったのがとてもありがたい。
    • シナリオはやや中だるみ感がある。中盤の話が、うまくいかないことの繰り返しでフラストレーションがたまる。
    • 終盤は演出シナリオともに好印象。
      • このために中盤の話があるのは分かる。にしてももう少しどうにかできなかったものか...
  • 竜星のヴァルニール
    • トロコン済み
    • 低予算感を強く感じる作りで、CG枚数や演出が物足りない。
    • シナリオに関しては、ゼフィの物語としては割と好き。ノーマルエンドが本筋。
    • いくらなんでも、サブキャラが存在意義がなさすぎませんか...
  • CRYSTAR
    • トロコン済
    • BGMとビジュアルが非常に良い。マップに立っているだけで絵になる。
    • もともとは割ともっさりだったが、アップデートにより爽快感は増した
    • 難易度「難しい」でも敵の攻撃力が低めだったため、防具を禁止するなど自主的に難易度調整を行った
  • シャイニング・レゾナンス リフレイン
    • オリジナルモードをクリア
    • 全体的に普通で、安心できるシナリオ。
    • リアルタイム戦闘のゲームで、アイテムを使う際にポーズメニューからウェイトなしで使うのが適切かどうか分からない。プレイヤーに有利すぎる気がする。
    • とはいえ、そのおかげで強制で2人になるところもなんとか低いレベルでクリアできたわけだから、投げ出さないためにはこれくらいでいいのかもしれない。

総合的には、メアリ2が一番楽しめたと思う。

同人音声

ASMRに入門し、DLSiteで音声作品を買いあさっていた。 かなり市場が整備されていて、商品ページ→視聴→レコメンド作品の商品ページ→視聴→...と回遊しながら、気に入ったものをカートにいれていくことができる。

毎週、週末の夜にアルコールを摂取して新しく買った同人音声を聞くのが、一時期の習慣になっていた。 作業用BGMとして流しながらUnityで遊ぶなどもしていた。

気に入った作品をいくつか挙げる。

  • 苦い貴方にお砂糖を https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ194374.html
    • 初めて買った耳かき音声。当時衝撃を受けた。たしか、なろうでDLSiteの広告が出ていたのをクリックしたんだと思う。
    • 耳かきの音の「耳に棒が入っている感」が、自分が聞いた中では今でもトップクラス。
  • りりふれ https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ199488.html
    • 多彩な癒しシチュエーション、いたずらっぽい演技などが好み。
    • 足音が特に好き。妹の軽やかな足音と兄の重苦しい足音の差異がとてもよい。
  • 音無奏の音フェチ研究室 https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ150001.html
    • 「音フェチの研究をするために音を聞かせる」というド直球なシチュエーションで、とにかくいろんな音を聞かせてくれる。
    • これのせいで、日常生活の中で気持ちいい音に気づくようになってしまった (ペットボトルをちゃぽちゃぽする音、ビニール袋をがさがさする音、MacBookの表面をこする音など)。